みたら書く

本や映画の感想を書きます

将来を考える

就活生と話した時、自分の口から出ていた台詞。 「選択肢をずっと広げてても意味がないよ。」 「納得するまで自分で考えて、自分で決めるしかないからね。」 「五年後十年後、どうなってたいかを考えてみて。」 「あとは腹をくくるだけじゃない?」 よくもま…

相手が見たいように見せること-『アマゾンで学んだ!伝え方はストーリーが9割』

広告と広報の違いがわかりました。マーケティングの基本的な話が少しと、Amazonの具体的な事例たくさんでした。面白かったしサクッと読めた。 ○著者 小西みさを AStory合同会社代表 元アマゾンジャパン広報本部長 ソフトバンクやセガなど複数の企業で10年以…

商社の活躍、日本の高度経済成長−『不毛地帯(五)』

読み切りました! めちゃ面白かった! そして長かった、600ページ×5冊! 終戦〜1970年代までの長期に渡るストーリーで、登場人物も多く、さらに描写も密度高く書いてあって、読み応えがすごい。 世界を股にかけた主人公を中心とした小説でしたが、数十年の世…

伊藤忠の石油開発参入−『不毛地帯(四)』

今回は石油も出てきました。どんどん規模が大きくなってきて楽しい。 1960年代、イランでの利権を巡る戦い。 現地での第一位は五菱商事(モデルは三菱商事)、第二位は近畿商事(伊藤忠商事)だったが、第一位と言えども五菱商事の立場も厳しかった。 ○著者 …

いすゞ自動車へ外資参入?-『不毛地帯(三)』

衝撃の多い三巻でした。 特に壹岐さんの妻の死、そして元上官の娘・秋津千里との恋。 【この巻で出てくる会社】 ・伊藤忠商事 ・双日 ・いすゞ自動車 ・フォード ・トヨタ自動車 ・日産自動車 ・第一銀行(2000年に他行と合併してみずほになる) 企業ではあり…

商社の情報戦、政治とカネ-『不毛地帯(二)』

一巻に続いて勢いで読みました。 と言っても、今回も内容が濃くて、なかなか時間がかかりました。今回は商社編! 主に登場した企業はこちら。 この本はフィクションとされていますが、実在の会社の、実際のできごとをベースにして描かれています。 【出てく…

ソ連の非道さと帝国陸軍のプライド−本『不毛地帯(一)』

勤め先の人たちとオンライン飲み会中、おすすめの本はなに?という話になり、山崎豊子の本いつか読もうと思ってるんですよね・・・と誰かが言いました。(酔っていて覚えていない) また、小説『不毛地帯』の登場人物に、私の勤め先の人をモデルとした人がお…

スペインとフランス革命を知る-映画『宮廷画家ゴヤは見た(Goya's Ghosts)』

芸術に疎いので勉強。 ※ゴヤって誰? フランシスコ・デ・ゴヤ。スペイン最大の画家と言われています。18世紀末、宮廷画家としてカルロス4世に仕えました。大聖堂の天井装飾をしたり、風刺画を書いたり。 フランシスコ・デ・ゴヤ - Wikipedia 『カルロス4世の…

本『鉄の骨』−正しさとは何か?談合は必要か?

ZOOM朝活でお勧めされた本、その1。 (在宅勤務が続いているけれど、朝ダラダラしちゃってたところ、知人に誘われ先週からZOOM朝活に参加しています。オンラインだと気楽で良いですね。) 私の勤め先も、過去談合で刑事告発されており興味がありました。 そ…

本『生き方』-やっぱり理念が大事

京セラ創始者・稲盛和夫さんの本。 憧れの先輩と採用について話していたときに、「俺は稲盛さんより松下幸之助派だな〜」と言われたものの、どちらもちゃんと知らなくて恥ずかしかったので読みました。 ○著者 稲盛和夫 1959年4月、資本金300万円で京都セラミ…

イベント『真のリベラルアーツ:今後の日本が生き残るために必要となる教育』ーものごとをコネクションするための鍛錬

外出自粛で退屈なゴールデンウィーク中、ネットでうろうろしていて見つけたイベントです。社会人になってからたまに耳にするようになった「リベラルアーツ」。一体なによ、と思いながらも勉強できていなかったので、今回イベントに参加してみました。(オン…

本『スマートシティ・ビジネス入門』-スーパーシティとの違い

2012年の本で、いまさら入門なんてどうかと思いつつ読みました。 ちょうどいまスーパーシティも話題になってるし、読み終われてよかった。 ○著者 望月洋介 日経BP社日経BPクリーンテック研究所長、Smart City Week委員長。2012年1月よ…

本『輝く社会のための女性活躍推進ハンドブック』

新卒採用に関わるなかで、知識が全然足りないなあと思ったので読みました。自分が大学生だった頃を思い出してみたり。 ◯著者 清水レナ 株式会社CHANCE for ONE代表取締役社長 立命館大学経済学部卒業後、(株)リクルートコスモスに入社し経営トップの秘書と…

本『トヨトミの野望』-熱量を行動に変える

4年前に出版されたものをいまさらですが読みました。めちゃくちゃ面白かった! ○内容 トヨタ自動車をモデルにした小説。 どこまでが事実で、どこからフィクションなのか分かりませんが、そこも想像しながら読むと面白い。 ※モデルとされた人一覧はこちら 前…

本『コンサルティングの基本』−コーチングとの違い

就活中、説明している人事の方の印象が悪く、よくわからんかっこつけやな!って思ってた業界。(失礼) 仕事にちょびっと絡むので勉強。 ○内容 1.業界の基礎 ●コンサルティングファームに依頼するのは? ・事業会社の本業ではない部分を外注したいとき ・一時…

漫画『ソラニン』『鼻下長紳士回顧録』『渋谷区円山町』-在宅期間の過ごし方

ブックオフで破格だったのでまとめ買い。 『ソラニン』/浅野いにお ○内容 大学を卒業し、不満を抱えながら働く芽衣子と、アルバイトをしながらバンドを諦められずにいる種田。 二人の恋と友人たちとの日々を描きます。 ○感想 大学4年生の頃に読んでエモい!…

本『鉄鋼業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

大人になってから、自分のルーツを語れる人はかっこいいと思うようになりました(思い出話だけしかできないとしたら残念ですが)。自分の根幹を支えるものが何か把握しているような、プライドを持っているような印象を受けます。 学生時代学んでこなかったし、…

本『寝ながら学べる構造主義』-先人に学ぶ

先日見た映画に出ていた、内田樹さんの著書。映画の中ですごく興奮して喋ってる人で、なんかおもしろそうだなあと勢いで買ったけど、当たりでした。 (先日見た映画↓) 最近のマイブーム、「思想」についてすごくわかりやすい言葉で書いてあります。(意思を持…

本『ホモ・デウス(上)』-半年記念!

『サピエンス全史』の熱が冷めないうちに読みました。 ○内容 今は情報・知識に価値があるため、領土とそこにある物質的な資源を奪うための戦争は起こらなくなった。核兵器も抑止力となっている。 国による教育、医療、福祉はその国民の幸せのためではなく、…

本『「使える人材」を見抜く採用面接』-学生を惹きつけよう

先週から実践が始まりました。やってみてから本を読むと、また気付くことがあって面白い。 ○内容 ほしい人材の条件はありきたりの言葉で一般化せず、細かく言語化する。会社の中で活躍している人の特徴等を拾う等をして、ステレオタイプな人物から抜け出す。…

映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』-自分の思想を持つこと

最近面白い映画が続いてますね。ミッドサマーも観たいけど、怖いと聞いて保留中。 三島由紀夫のことは「切腹した右翼の日本人?」という認識しかありませんでしたが、まぁなんか熱くて面白そうだし…と思ってこの映画を観ました。 ○内容 東大900番教室での、…

本『採用の思考法』-ミスマッチは負債を抱えること

4月からの準備その2。 その1はこちら。 その3はこちら。 ○内容 1.前提として 育成には限界があります。素材の目利きはそのまま経営力となり採用に失敗することは、会社の負債を増やすことといえます。 新卒・中途に関わらず、採用は限られたパイの奪い合い。…

本『女性のいない民主主義』-ジェンダーを考えるという不利益

今月3/8は国際女性デーでしたね。 パラパラとネットで調べてみても、いまいち理解できていない『フェミニズム』。全くわからない、さらに興味も薄い『政治』。 今回はこの二つが整理された本を読みました。 ただ、どちらも苦手分野過ぎてうまく整理できませ…

本『サピエンス全史(下)』-マクロな歴史はおもしろい

突然下巻から感想を書きます。上巻は一年前くらいに読んだけど、記憶がおぼろげ…。 この本めちゃくちゃ面白いんですが、中身が濃すぎて集中しなきゃ読めません。読むのに体力がいる。 ○内容 ※本に書いてあったことと、私の解釈・感想が入り混じっています。 …

本『図解 募集から内定までの採用マニュアル』

春から人事関係の業務に関わることになったため、まずは概要を掴もう!と思い読みました。 読みながら学生の頃を思い出しました。私ぼんやりしてたな…。企業側はこんなふうに考えていたんですねえ。 ○内容 ◎採用の区分 人材調達の区分は、以下の3つ。 ①育て…

映画「それでも夜は明ける 12years a slaves』

2014年の映画。アカデミー賞では作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞しています。黒人奴隷がその当時どのような扱いを受けていたのかがわかる、ドキュメンタリーのような作品です。 ○内容 1841年、ニューヨークでバイオリニストをしていたソロモン・ノ…

映画『パラサイト 半地下の家族』-金を稼げよというメッセージ?

泣いた。けどちょっと不満。 カンヌではパルムドール、アカデミー賞4部門受賞している作品です。 ○内容 半地下に暮らす4人家族。 事業に繰り返し失敗している父、強気な母、何度も大学受験しているが受からない息子、美大を目指すがうまくいかない妹。貧乏で…

映画『スキャンダル Bombshell』-フィクションじゃない。

女性蔑視を扱う点で良い映画。 考えるところが多過ぎて、感想は支離滅裂になってしまいました。 ○内容 事実に着想を得たフィクションです。元ネタはこれ。 フィクションということになっていますが、実際はほぼノンフィクションです。 テレビ局FOXニュースの…

本『言い訳』

お笑いを分析している本です。どの業界にも評論家はいるんだなあと感心しました。わかりやすいし、著者の塙さんがM-1の審査員やるのも納得です。 ちなみに私はM-1グランプリを毎年見ているわけではありませんが、この本は十分楽しめました。見ている人はなお…

本『センスは知識からはじまる』-やっぱりアウトプットの前にインプットが必要

もらった本です。自分で選ぶと趣味が偏りがちなので、もらったり借りたりすると目線を変えられて良い。 ○内容 「学んで活かす」これは美術を含む全てのことに当てはまります。歴史に詳しい、とは言いますが歴史が上手い、とは言いませんよね。学問としての美…