みたら書く

本や映画の感想を書きます

キャリア棚卸し 出産前編

2022年は、昇格試験を受けたり、妊娠したり、初めての海外出張に行ったり、海外駐在の打診をもらったり、と色々な出来事があった。この一つ一つをきっかけに自分のキャリアに対する考え方がどんどん変わってきたので備忘録として残しておく。 今のキャリア観…

2021年振り返り

ぼんやりした1年だったような、いろんなことに挑戦した1年だったような。 具体的な成果を出したわけではないのですが、マイペースに楽しく過ごせた年だったように思います。 ○1月~3月 ●お仕事 2020年度の第4四半期。迷走していた気がする。 今も継続し…

「フェミニズムズ」金沢21世紀美術館特別展-多様な視点で

公開前から気になっていた「フェミニズムズ」展! 公開初日の10/16に行きました。(それに合わせてふらふらと一人金沢旅も。) 同時開催の展示「ぎこちない会話への対応策−第三波フェミニズムの視点で」とあわせて観覧したのですが、方向性の異なる企画だった…

フェムテックジャパン2021 行ってきたよ!

入口 行ってきました!フェムテックジャパン! フェムテックジャパン2021/フェムケアジャパン2021|femtech-japan 最近話題のフェムテック。良い流れだなと感じつつ、玉石混合なのでは?とか、変に流行に乗って金儲けしてやろうなんて会社がいるのでは?と…

【選挙×ジェンダー】誰に投票していいかわからないから調べてみた【市長選挙活動ログ】

昔々のメモが出て来たのでアップ --------- 数か月前からジェンダー平等について考える市民団体に入って活動しています。 そして先月9月から、この団体の一部メンバーと他団体の方・有志の方で集まり、今年2021年10月(衆院選次第で11月になるかも)に予定さ…

昔ながらの「マッチョ」な現場 男らしさに苦しむ人へ

あるサイト(建設系)で記事募集中!とあったので、投稿したのですが、リアクションなく不採用だった模様…ということでこちらに記録しておく。 読みやすく面白く、伝えたいことを書くというのは難しいな。 ------------------------------------ タイトル『昔…

本『バカの壁』、映画『未来を花束にして』、昭和館を見学、など-スマホを握っていてもわからないこと

インターネットでなんでも調べられる時代になりましたね。 でもスマホで読めるボリュームの記事を飛び飛びで読んでいても、浅くてツギハギな情報しか集まらないような気が最近しています。 そこで夏休みは体を動かして、目で見て体感して学ぼう!と決めて過…

『新・女性学への招待』-性差別はなくなるか

素晴らしい本でした。情報がぎゅっとまとまっていて初心者の私にもわかりやすかったし、関連する本がたくさん載っていたので、これからの道しるべになりそう。 この本を読んだのは8月12日だったのですが、つい先日、8月10日に著者の井上輝子さんがなくなって…

活動報告 選択的夫婦別姓について

こんな宣言をしたので、活動報告をしていこうかと。 活動①選択的夫婦別姓陳情アクションのメンバー登録をしました! 活動②住んでいる地域の、自民党の方向け勉強会に参加しました! 活動①選択的夫婦別姓陳情アクションのメンバー登録をしました! 政治団体で…

私の名前を知って/男らしさの終焉/ビリーブ 未来への大逆転

ジェンダー問題関連の本、映画を見続けています。性差別がある社会で差別される側に生きている限り、私はこの問題から逃れられないので、それなら向き合って、少しでも次の世代のために動かなきゃと思っています。 ○私の名前を知って スタンフォード大学での…

『マンガでわかる最強の株入門』『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌Zaiが作った「株」入門』-セルフ年末調整調整

昨年12月に書いた下書きがあったので投稿。 元々やっていた投資信託の信託手数料が割高だったため、先日解約し現金が30万円程手元に出来ました。(ちなみに月1万円×28ヶ月が30.4万円になりました。嬉しい。) これを原資に初めての株式投資をやってみたいと…

プライシングとは?-『成果報酬型セールスマネジメント』

昨年から営業支援的な部署にいるので、最近はそういった本を読むようにしています。 今回はセールスマネジメントの中でも、特にプライシングの勉強をしたくて読んだ本です。 簡潔にわかりやすくまとめてありました。 ○内容 日本企業において感じられるのは「…

『ざっくり分かるファイナンス』

もっと早く読めばよかった〜!と思うと同時に、この1年やってきた仕事があるからとっつきやすく読めたのかな〜とも思う本でした。 昨年からよくわからないままに簿記の勉強をしたり、仕事でフリーキャッシュフローを計算したりしていたのですが、それがうま…

『シン・ニホン』-未来に向かって進む

尊敬する先輩がお薦めしていたので読みました。前半いまいちハマりきれず、後半からは一気に楽しくなった。このパターンよくあります。 ○おもしろかったところメモ つまり、・・・大半の人がリベラルアーツ教育の基礎となる三学(文法学、論理学、修辞学)を身…

フェミニストとして活動することを決めた

タイトルで宣言したけれど、実際はもうずっと前からフェミニストだったと思う。 身近な人に、 「家事・育児は女性の役割と決まっているわけではない。」 「女性も人生を選択できるように経済的に自立すべき。」 「選択的夫婦別姓はまだできないって知ってる…

「ESGはやわかり』-マネーの力で企業経営を正す

最近取り組んでいるプロジェクトが、SDGsの達成へ貢献するものというテーマを持っており、それに関係するかな〜と思って手に取った本『ESGまるわかり』。 著者の主観や根拠がよくわからない伝聞も混じっていましたが、全体感は掴めました。 ○内容 筆者が一番…

本『女嫌い 日本のミソジニー』

2019年度東大入学式の祝辞が有名な上野千鶴子さんの著書です。 ちょっと忙しくて感想をまとめ切れず、今回はメモのみです。 この本で引き合いに出されていた小説も読んだ。こちらもまた衝撃的。 begin2019.hatenablog.com ○内容 まず、辛辣でたまらなかった…

漫画『神の雫』-ワイン記録

最近、漫画アプリピッコマで『神の雫』を読んでいて、ワインへの興味がむくむくと大きくなっています。 知識つけるよりまず場数を踏む!いろんな種類のワインを飲む!と思い、最近ちょこちょこ飲み始めました。 神の雫(1) (モーニングコミックス) 作者:亜…

小説『砂漠』-伊坂幸太郎の良さって?

いまいちハマりませんでした。 登場人物が大根役者のようというか、ずっとかっこつけているふうに見え、グッとくるキャラがいませんでした。 ○内容 5人の大学生の4年間、モラトリアムを満喫するドラマチックな日々を描きます。 ○感想 ストーリーの中に起こる…

小説『痴人の愛』-フェミニストとしてのジレンマ

衝撃でした。さすが傑作。 書いてあることが現実のことであれば、気持ち悪く拒否してしまいそうなのに、小説だからか、描き方が巧みだからか、この変態性に共感できてしまいました。 しかしそんな自分に嫌悪感もある。 けれどどうしようもなくたまらないと思…

映画『フクシマ50』-エンジニアとしての責任

映画開始から10分足らずで地震発生。逃げ惑う人々や津波の衝撃に、あの頃のニュース映像が思い起こされて、ひたすらに胸が苦しくなる映画でした。 ○内容 2011年3月11日からの数日間、東京電力の福島原発で何が起きたのか?を描いています。あくまでも事実に…

『黒革の手帖』-松本清張、読みやすく面白い!

面白かった〜! 名作なので重たいかと思ったら、全然そんなことなくて、サクサクっと読めました。 少し前に武井咲さん主演でドラマやってましたね。そのイメージをしながら読みました。 ○内容 銀行で事務員をしていた原口元子。 若く美しい後輩たちは、入社…

『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』

内容はめっちゃ簡単。実行だけが難しい。 ○著者 ジェイエル・コリンズ ○内容 以下の内容を書いていて、なぜそう言えるのかを説明しています。 実際の数字を出したり、過去の経緯を書いてあったりするのですが、言いたいことは至ってシンプル。 ・借金をしな…

旅記録 2021/2/11〜2/12 箱根

箱根でゆるい旅。 ○1日目 ロマンスカーで箱根湯本へ。 知らなかったんですが、新宿から2時間かからず行けるんですね! これは日帰りでぶらりで行っちゃう。 エヴァンゲリオンの舞台に箱根が使われているらしく(詳しくないのですが、これからチェックしていき…

『よかれと思ってやったのに』『キム・ジヨン』『橋本聖子さんと話そう』

東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗・元内閣総理大臣の発言を受け、世間が、男性が、男女不平等に少しだけ気づき始めたことを嬉しく思います。 自分が結婚するまでに、選択的夫婦別姓が実現しなかったことは悲しいけれど、その悲しみをエネルギ…

詩集『すみれの花の砂糖漬け』-体調を崩した日のこと

少し前、急に胃が気持ち悪くなって、お腹もゆるく、熱っぽくなって、病院に駆け込んだ日がありました。 そうなる前日、なんか体調悪いなというときに、優しいものに触れたいと思って読んでいた詩集。 江國香織さんのロマンチックな文章は、現実の雑然とした…

本『読書する人だけがたどり着ける場所』

さくっと読めました。 本を深く読むことが重要ということを前提に、どのように読めば良いかをとにかく説明した本です。 ・なぜ本を読むことが重要か リベラルアーツが重要であることは、最近特に知られるようになってきましたが、本を読むことも教養をつける…

映画『花束みたいな恋をした』

とても良かったです! 後半は自分と重ねる部分ばかりで、ずっと泣いてしまった。 前半は恥ずかしい感じでしたね〜。 ○内容 大学生の麦と絹は、終電後の駅前で出会う。 小説や映画、音楽の好みが合う二人は惹かれあい、付き合うことになる。 就活がうまくいか…

『環境経営・会計』-CO2排出規制にどう対応していくか?

年末年始の課題図書。1月も終わりになってようやく読み終わりました。大学の参考図書になるような本だったので、さすがに難しかったです。 最近またCO2排出規制がニュースで話題になっていましたね。何十年も前から環境問題はありましたが、やっぱり実感がな…

『部長ってなんだ!』-伊藤忠元会長、さすがパワフル。そして勉強家。

普段あまりこういう本は読まないのですが、なんとなく読んでみました。 飲みの席でアドバイスいただくくらいの気持ちで。 ○著者 丹羽宇一郎 元伊藤忠商事株式会社会長、元中華人民共和国特命全権大使。 1939年、愛知県生まれ。名古屋大学法学部を卒業後、伊…