みたら書く

本や映画の感想を書きます

フェミニズム

「フェミニズムズ」金沢21世紀美術館特別展-多様な視点で

公開前から気になっていた「フェミニズムズ」展! 公開初日の10/16に行きました。(それに合わせてふらふらと一人金沢旅も。) 同時開催の展示「ぎこちない会話への対応策−第三波フェミニズムの視点で」とあわせて観覧したのですが、方向性の異なる企画だった…

フェムテックジャパン2021 行ってきたよ!

入口 行ってきました!フェムテックジャパン! フェムテックジャパン2021/フェムケアジャパン2021|femtech-japan 最近話題のフェムテック。良い流れだなと感じつつ、玉石混合なのでは?とか、変に流行に乗って金儲けしてやろうなんて会社がいるのでは?と…

昔ながらの「マッチョ」な現場 男らしさに苦しむ人へ

あるサイト(建設系)で記事募集中!とあったので、投稿したのですが、リアクションなく不採用だった模様…ということでこちらに記録しておく。 読みやすく面白く、伝えたいことを書くというのは難しいな。 ------------------------------------ タイトル『昔…

本『バカの壁』、映画『未来を花束にして』、昭和館を見学、など-スマホを握っていてもわからないこと

インターネットでなんでも調べられる時代になりましたね。 でもスマホで読めるボリュームの記事を飛び飛びで読んでいても、浅くてツギハギな情報しか集まらないような気が最近しています。 そこで夏休みは体を動かして、目で見て体感して学ぼう!と決めて過…

『新・女性学への招待』-性差別はなくなるか

素晴らしい本でした。情報がぎゅっとまとまっていて初心者の私にもわかりやすかったし、関連する本がたくさん載っていたので、これからの道しるべになりそう。 この本を読んだのは8月12日だったのですが、つい先日、8月10日に著者の井上輝子さんがなくなって…

活動報告 選択的夫婦別姓について

こんな宣言をしたので、活動報告をしていこうかと。 活動①選択的夫婦別姓陳情アクションのメンバー登録をしました! 活動②住んでいる地域の、自民党の方向け勉強会に参加しました! 活動①選択的夫婦別姓陳情アクションのメンバー登録をしました! 政治団体で…

私の名前を知って/男らしさの終焉/ビリーブ 未来への大逆転

ジェンダー問題関連の本、映画を見続けています。性差別がある社会で差別される側に生きている限り、私はこの問題から逃れられないので、それなら向き合って、少しでも次の世代のために動かなきゃと思っています。 ○私の名前を知って スタンフォード大学での…

フェミニストとして活動することを決めた

タイトルで宣言したけれど、実際はもうずっと前からフェミニストだったと思う。 身近な人に、 「家事・育児は女性の役割と決まっているわけではない。」 「女性も人生を選択できるように経済的に自立すべき。」 「選択的夫婦別姓はまだできないって知ってる…

本『女嫌い 日本のミソジニー』

2019年度東大入学式の祝辞が有名な上野千鶴子さんの著書です。 ちょっと忙しくて感想をまとめ切れず、今回はメモのみです。 この本で引き合いに出されていた小説も読んだ。こちらもまた衝撃的。 begin2019.hatenablog.com ○内容 まず、辛辣でたまらなかった…

小説『痴人の愛』-フェミニストとしてのジレンマ

衝撃でした。さすが傑作。 書いてあることが現実のことであれば、気持ち悪く拒否してしまいそうなのに、小説だからか、描き方が巧みだからか、この変態性に共感できてしまいました。 しかしそんな自分に嫌悪感もある。 けれどどうしようもなくたまらないと思…

『よかれと思ってやったのに』『キム・ジヨン』『橋本聖子さんと話そう』

東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗・元内閣総理大臣の発言を受け、世間が、男性が、男女不平等に少しだけ気づき始めたことを嬉しく思います。 自分が結婚するまでに、選択的夫婦別姓が実現しなかったことは悲しいけれど、その悲しみをエネルギ…

男に生まれたかった-本『働く女子の運命』

私は高校生の頃、男に生まれたかったとよく言っていました。 当時私は地元の進学校に通っていて、このまま良い大学に進めばそこそこ稼げるようになれると思っていたのです。ただ、私は稼げるようになったあと、結婚して子供を生むときにキャリアを途絶えさせ…

自分の選択を信頼する-『なぜ女は男のように自信がもてないのか』

この本のメッセージまとめ。 『自信をつけるためには成功体験がいります。成功するためには行動が必要です。 私たちはなぜか自信がなく、挑戦の前に立ちすくんでしまいがちです。失敗したらどんなに迷惑をかけるか、恥ずかしいか、どうせできない、なんて言…

本『輝く社会のための女性活躍推進ハンドブック』

新卒採用に関わるなかで、知識が全然足りないなあと思ったので読みました。自分が大学生だった頃を思い出してみたり。 ◯著者 清水レナ 株式会社CHANCE for ONE代表取締役社長 立命館大学経済学部卒業後、(株)リクルートコスモスに入社し経営トップの秘書と…

本『女性のいない民主主義』-ジェンダーを考えるという不利益

今月3/8は国際女性デーでしたね。 パラパラとネットで調べてみても、いまいち理解できていない『フェミニズム』。全くわからない、さらに興味も薄い『政治』。 今回はこの二つが整理された本を読みました。 ただ、どちらも苦手分野過ぎてうまく整理できませ…

映画『スキャンダル Bombshell』-フィクションじゃない。

女性蔑視を扱う点で良い映画。 考えるところが多過ぎて、感想は支離滅裂になってしまいました。 ○内容 事実に着想を得たフィクションです。元ネタはこれ。 フィクションということになっていますが、実際はほぼノンフィクションです。 テレビ局FOXニュースの…