みたら書く

本や映画の感想を書きます

新卒採用を経験して思うこと。役割を自分の能力と勘違いしてしまったこと。-本『採用学』

最近ZOOMで朝活をしていて、そこで紹介してもらった本。新卒採用の仕事をしていたので読みました。つまらなくなって、半分で読むのをやめちゃいました。

 

下書きに寝かせていたので公開。

 

 

◯著者

 

服部泰宏

 

神戸大学大学院経営学研究科准教授。神奈川県生まれ。 国立大学法人滋賀大学専任講師、同准教授、国立大学法人横浜国立大学准教授を経て、 2018年4月より現職。 日本企業における組織と個人の関わりあいや、ビジネスパーソンの学びと知識の普及に 関する研究、人材の採用や評価、育成に関する研究に従事。 2010年に第26回組織学会高宮賞、 2014年に人材育成学会論文賞などを受賞。(引用:日本企業の採用革新はどこに向かうのか 〜採用学・神戸大学大学院 服部泰宏准教授とともに考える〜 | 人事のプロを支援する | HRプロ)

 

◯内容

 

1.採用活動とは?

均質化する居心地の良さ、緊張感と新しい空気

 

2.日本の採用と歴史、特徴、課題

問題点は、

①企業と求職者の相互期待が曖昧

②選抜時の能力評価基準が曖昧で不透明

③上記の2点より採用活動がヒートアップしコストが上がっている

④同様に学生もヒートアップ

 

3.実践へのヒント①求職者の意思決定

 

4.実践へのヒント②選抜の科学


マーケティング分野のモデルが紹介されていました。

情報の精緻化モデル。意思決定に際して、

1、情報を適切に処理する能力
2、情報を処理することへの動機
この両方が情報処理の精緻度を決定する。というもの。求職者やお客さんは企業の情報やその商品についての情報を熟読しないかもしれません。

5.日本の最新動向

 

6.採用力とは

 

 

○感想

 

なんか一般的なことばかりでした。他の本で知ったことや、業務を通して先輩からレクチャーされたことがほとんどで、退屈でした(この本が、今まで触れた情報の大元の情報なのかもしれないけれど)。

 

 

○仕事について

 

3ヶ月間やり切った感があります。

学生と話すのは楽しいし、しんどいし、刺激を受けることがあれば、呆れてしまうこともありました。自分が詐欺師のような気分になったこともあったけれど、お互い様だよなーなんて寂しくなったり。

 

いままでの仕事とは全く違う分野で、社外の人と本やセミナーで学び、面接で実践し、人事戦略について意見を持ち、それを反映した行動を起こせた、すべてにやり切った感があって満足しています。インプットしてアウトプットしてフィードバックもらって修正してまたアウトプット、並行してまたインプット…とぐるぐるサイクルをまわす経験ができたのが良かった。

 

新卒採用について理解できたことに加えて、プレゼンの勉強をするきっかけを持てたことも一つ充実した理由ですね。この3年間、ほぼなかったので。

 

3ヶ月という期間は、自主的に学び、試し、ブラッシュアップしているのに十分な期間だったし、仕事というアウトプットの場があるとよりインプットの理解が進むと思いました。

 

 

○やること

 

社外の人に、自分の会社について語れるようもうちょい勉強しようと思います。株主用資料をちゃんと読み込んでみようかな。

 

おしまい。

 

 

採用学 (新潮選書)

採用学 (新潮選書)