旅記録 日光〜中禅寺湖 2020/11/27-29
母と2人で行きました。GoToのおかげで破格。
○1日目
浅草で母と合流し、東武特急に乗って下今市まで、乗り継いで東武日光駅まで行きました。
昼食は『本家 やまびこ』にて、湯葉の天ぷらとお刺身、あったかいお蕎麦を食べました。結構衣がガッツリしてた。写真無し。
その後は輪王寺(りんのうじ)の大猷院(たいゆういん)へ。徳川家光のお墓で、世界遺産の一つです。
お寺は通常南向きだそうですが、家光は祖父である家康に大変感謝していたため、北東にある家康の墓(日光東照宮)の方を向いているとのこと。
次にガイドさん付きで日光東照宮へ。家康のお墓。こちらは2年くらい前にも一度来ていたので2回目。
見ざる聞かざる言わざる、は人の一生を連続して描いたもので、あの彫刻は馬を守るためのものらしい。一つ一つ意味があって楽しい。
真ん中は荒波に揉まれる夫婦らしい。大変なことも2人で乗り切ろうね。
日光東照宮で面白かったのはその配置で、江戸から見て真北、1年間家康が埋葬されていた静岡の久能山東照宮から見て北東(鬼門)にあることです。家康は江戸を守る神になろうとしたのでは、、等調べると色々出てきます。
また、夜、日光東照宮の陽明門前のある位置に立つと、陽明門の真上に北極星が来るそうです。パワースポットなんだって。
ちなみに家康は死後神に、家光は仏になったので、それぞれ神社(日光東照宮)とお寺(輪王寺)という違いがあるのだそうです。
日光東照宮が有名ですが、その歴史は400年ほどであり、輪王寺の1200年の歴史と比べれば浅いものなのだそう。
***Googleメモ***
世界遺産「日光の社寺」
世界遺産の名称:「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko)
所在地:栃木県日光市
登録遺産の範囲:二社一寺(日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社)及びこれらの建造物群をとりまく遺跡からなり、その中には国宝9棟、重要文化財94棟の計103棟の建造物群が含まれる。
***メモ終わり***
夜は金谷ホテルに宿泊。クラシカルで素敵でした。回転扉に赤いふかふかの絨毯でテンションあがる。
獏(ばく)かな?ホテルの柱にいた。
バクは夢を食べると言われますが、昔(徳川の時代?)は鉄や銅を食べると言われていたそう。寺院では魔除けになるんだって。変わってますね。
レストランでの夕食も素敵でした。変わった食材が使われているわけではなく、安定している感じ。白ワインは甘くてまったり系。
大浴場がなかったのでお部屋のお風呂でゆっくり。就寝。
○2日目
朝ごはんもホテルにて。バターロールが美味しかった。きっと金谷ホテルベーカリーで買えると思います。
バスで中禅寺湖に行きました。雪がちらついていて、めちゃくちゃ寒かった…。
風が強く船が欠航するかもしれないということで、イタリア大使館別荘の予定を取り止め、船で一周だけしました。
その後中禅寺金谷ホテルという、日光とは別のホテルの温泉へ。硫黄が濃い。
めちゃくちゃ天気がよかった。
ポカポカになって華厳の滝へ。圧巻。想像してたより迫力がありました。
ホテルに帰ってきて、ご飯の前にバーに行き、神橋(しんきょう)のカクテルを飲みました。神橋はホテル近くにある橋のことです。
勝道上人という人が日光を開山したのですが、その際大谷川の急流に行く手を阻まれたそう。上人が神仏に祈ると、深沙王(じんじゃおう)が現れて2匹の蛇を放ち、それが苔むして橋となったのがこの神橋だそうです(日光東照宮のガイドさん談)。神話ってすごいよね…。
梅と桜のリキュールが使ってあって、香りが爽やかでした。バーの中は暖炉もあって素敵でした。
ごはんも最高。
フルコースでお腹パンパン。就寝。
○3日目
一瞬裏庭をお散歩しました。所用があり早めに移動・解散。
お土産は金谷ベーカリーのフルーツケーキとチョコレートのミニケーキ、お漬物。
○予算
GoToで移動+宿泊+夕朝食込み1人4万円程度。
2万円近く地域共通クーポンがついたのですが、なんやかんやと現金も1万円くらい使いました。しかしこんなにいいホテルに泊まって、飛行機往復もついてと考えると安い、最高。
お母さんと旅すると、毎回いろんな歴史や文化の話が聞けて楽しいです。
おしまい。
レストラン
バー
日光東照宮のガイドさん
中禅寺湖の遊覧船