みたら書く

本や映画の感想を書きます

相手が見たいように見せること-『アマゾンで学んだ!伝え方はストーリーが9割』

 

広告と広報の違いがわかりました。マーケティングの基本的な話が少しと、Amazonの具体的な事例たくさんでした。面白かったしサクッと読めた。

 

○著者

 

小西みさを

AStory合同会社代表

元アマゾンジャパン広報本部長

 

ソフトバンクセガなど複数の企業で10年以上の広報経験を経て2003年にアマゾンの広報責任者に就任。(Amazon.co.jp)の黎明期から急成長した13年間の広報活動の中で、様々なPR手法及びメディアネットワークを活用しアマゾンをブランディング。2千15年にはアマゾンがトヨタGoogleなどを開き、初めて日本のトップブランドになり(日経BPコンサルティングのウェブブランド調査)、広報本部長としてブランド価値向上に貢献。2017年にPR戦略やPR活動のサポート、PRコンサルティングを行う会社、AS tory(エーストーリー)合同会社を設立し代表に就任。ベンチャーから大企業までIT、旅行、食品、消費財、人材サービスなど幅広くサポート中。(本書より引用)

 

○内容

 

1.ストーリーの作り方

 

2.ストーリーを伝える仕事のルール

 

3.会社の強みを伝える

 

4.情報のストーリー化

 

5.自己PR術

 

ばーっと読みましたが、特に興味のあったとこだけメモ。

 

・しつこいくらい同じ話をする。シンプルにわかりやすい言葉で繰り返し繰り返し。

・会議室にはエアカスタマーを置く。顧客目線を常に持つ。

・社内の企画提案はプレスリリース式の文章にしてプレゼンする。パワポは発表資料であり、後で読み返せない。

 

・広報活動とは、企業が社会に対して貢献できる事業活動を行いながら、それを正しく理解してもらうコミニケーション活動、社会に信頼を得る活動である。

 

・社員全員がぶれない発言をする。

理念や価値観を本質的に理解して、言葉は少しずつ違うけれど、みんなブレずに同じことを伝えようとしているという状況を目指す。

 

・PRが成功した後を考える。いいことも悪いことも起きる。

 

・会社が伝えたいこと、会社の強み、伝えられる側が知りたい事を整理する。

 

・ここぞと言うタイミングで、ここぞと言うネタで、でもメールは3〜5行で。

 

・4大質問。なぜ今?何が新しい?何が他と違う?なぜあなたの会社なのか?

良くないのは、社内の準備が整った時だからとか、従来品と比較した性能アップとか、世の中目線がないこと。

・理念、人、商品、設備、立地を洗い出し、最後に「だから、私たちは〇〇ができる」と言う言葉をつければストーリーと強みが一体化していく。個人も同じで、価値観、友人知人家族、趣味特技、持ち物、環境、最後に「だから、私は〇〇ができる」。

 

・自分にとっては当たり前のことを驚いてくれる人たちは誰かと言う視点で自分の強みを探してみるのもあり。

 

○感想

 

ストーリーは強み+「だから、できる。」のパッケージで簡単に作れるんだと学び。それ以外もあるのでしょうが、まずはこの形を一回まねしてみたいな。

 

 

 

○やること

 

朝活で自分タグ付けの話題があったし、この本の話してみよー。

 

おしまい。