本『「使える人材」を見抜く採用面接』-学生を惹きつけよう
先週から実践が始まりました。やってみてから本を読むと、また気付くことがあって面白い。
○内容
ほしい人材の条件はありきたりの言葉で一般化せず、細かく言語化する。会社の中で活躍している人の特徴等を拾う等をして、ステレオタイプな人物から抜け出す。
(例:「コミュニケーション能力高い人!ではなく、「相手の話を聞きニーズを捉えられる人」「元気にすばやく回答ができる人」)
面接は選び選ばれる場である。自社への惹きつけを忘れずに。
先輩として臨むと取調べのようにはならず、本音を引き出せるし、自社の魅力を素直に伝えられる。丁寧に興味を持っていることを全身で伝え、褒め、相談することで満足感や安心感を与えられる。1回の面接で30回はうなずく、目線を履歴書ばかりに落とさないで相手を見る。
活き活きと体験を「リアルな言葉で」語った上で、少しハードルを見せ、あなたならチャレンジできると期待を見せる。
結果だけ聞くのではなく、きっかけや行動、結果からの学びというプロセスや、思考の流れ(ストーリー)を聞くことで、仕事で再現性される能力かどうか判断できる。大きな結果であっても、もともと大口の顧客がいたり優れた上司がいただけかもしれない。指示されたことをやっただけかもしれない。5W1Hを意識して具体的なエピソードを聞くことで、以下を判断することができる。
論理的に行動しているか?
自分で課題を見つけ行動するか?
自分なりの工夫はあるか?
当事者意識はあるか?
目標を立てて自分を成長させているか?
自分を客観視してストレスを逃がせているか?
バイアスは必ずかかる。好印象な人ほど批判的になること。
ストレスの許容量に加えて、ストレスを逃す方法を持っているかが大切。不満やストレスは当然あるものだという前提で話すこと。
○感想
仕事に関係するので、学んだことをそのまま活かせるのが楽しいです。自分ならどう聞くか?と考えたり、改めて自分の会社のことを調べてみたり。
ただ、やはり先入観を持ってしまうことや質問力のなさ、私自身の印象の悪さ(=会社の印象の悪さになる)等、課題はたくさんあるため、こんな自分がやっていて良いのかという不安もあります。それでも志望してくれた学生のために、自分なりに根拠を持って評価して、自信を持って合格と言えるように考えます。
自分が関わった学生が将来、うちの会社に入って良かったと思ってくれたり、活躍してくれたら嬉しい。
おしまい。
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