みたら書く

本や映画の感想を書きます

本『金持ち父さん貧乏父さん』-お金を稼ぐ?増やす?

 

名著。今更ながら読んでみました。

とにかく行動せよとのことだったので、読んですぐにマンション購入のセミナーを予約しました。

(2019/12/1 セミナーに行った感想を追記しました。)

(2019/12/21 FP相談の結果を追記しました。)

 

◯内容メモ

 

①資産を増やし、その資産で収入を得よう。

例えば不動産。不景気の時に買って、人に貸している間に値上がりしたら、売って得をしよう。その時頭金は数十万円で良い。先に買いたい人を見つけてから、買うものがないかを探すのもあり。

ただし資産と負債を混同しないこと。例えば持ち家は負債。(住宅ローンの返済=負債。貸すわけではないから収入もない。)

 

②チャレンジするならとにかく早く!

若いうちなら失敗しても痛手が少ない。

 

③傲慢であることは無知になるということ。

新しい考えが自分の考えと合わない時に、どうにか否定して論破しようとするなんて傲慢。自分が話すよりも、聞き吸収することが大切。その分視野が広がり持てる機会が増える。

とにかく学ぶ。自分を追い詰めて学ぶこと。

 

④会社を作ろう。

サラリーマンだと手に入る前に税金が引かれるけれど、会社は経費を抜いた後に課税される。

 

⑤ブローカーや法律家、税理士等プロを使おう。

会計力、投資力、市場理解、法律理解が大事だが、自分だけではもちろんできない。自分より賢い人たちを組織しよう。

 

⑥誰のために働く?

収入はオーナーのため、支出は政府のため(税金)、負債は銀行のため(ローン)。それで良いのか?

 

⑦恐怖心、臆病風、怠け心、悪い習慣、傲慢さを乗り越えよう。

欲張りはいいことだ。

 

○感想

 

やっぱり不動産投資か〜!となりました。

やるしかないのか…怖すぎる…なぜなら無知だから…じゃあ学ぶしかないのでは…

ということで、とりあえず会計力をつける目的で簿記の勉強中は継続しつつ、不動産のことも勉強してみます。とりあえず突っ込め!やりながら考えろ!って人もいるかもしれませんが、そんな勇気はないので無し。

そもそも自分の支出や貯金、税金いくら払ってるかも確認しとこう。

 

もちろん並行して、日銭を稼ぐためにサラリーマンがんばります。

 

本の感想はおしまい

 

関連:

 

 

セミナーの感想(2019/12/1追記)

 

休日に、居住用マンションの購入と、投資用マンション購入のセミナーに行ってみました。

それぞれ個別、少人数だったのでゆっくりしっかり話せました。

 

 

○居住用マンションセミナーの感想

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、持ち家は負債と書かれていました。なぜなら住宅ローンを組み、それを毎月返さなければいけないから。

学生の頃から、一軒家を持ちたいという夢があります。それが負債だと言われてしまうと悲しい。

それでもやりたいなと思うので、じゃあどうしたら一番負担が小さいのかをセミナーで聞いてみました。

 

①ローンは早めに完済する

これは単純。

長く借りるとその分年利がかかってくるので、35年ローンでもボーナス等で繰り上げて返していきましょうという話。

 

②買った家を10〜12年以内に売る

新築マンションの場合、10〜12年は価格が下がりにくいそう。目安として5000万円の物件であれば、

 

購入時5000万円

10年後売却時5000万円

20年後売却時4000万円

30年後売却時3000万円

 

(東京の家って本当に高くて驚きました。)

 

10年後、購入額と同額で売れる=10年間実質タダで住めるというわけではありません。もちろん仲介料等初期費用から維持管理費、ローンの金利等々かかってきます。

それでも、住んでる期間の実質の費用が賃貸に住んだ場合より安くなることを狙うと良いかもしれません。

 

現実的にも勤務地や家族の状況が変わって引っ越したくなるタイミングが10年後くらいかなと思いました。

 

※貸すパターンもあるそうですが、今回は混乱しそうだったので割愛しました。

 

③中古/新築の違い

 

中古の方が買うのが大変そうでした。

新築では仲介業者さんが周辺の環境まで案内してくれる等手厚いサポートがあるそう。

中古では仲介業者さんとオーナーさんと、さっと部屋を見て決めるという感じ。まだ人が住んでいる場合はその方も同席。

 

中古って、そもそも売りに出している理由を考えなければいけません。意外と住むのに不便だった?転勤で住めなくなった?なにか周辺地域・住民トラブルがある?自分で見極めなければならず、ハードルが高そうな印象を受けました。

また、築年数が高くなると建築基準法が改定される前の物件もあり、そのリスクも考慮する必要があります。

 

難しそうですが、やはり費用は低く魅力的でした。

 

 

○投資用マンションセミナーの感想

 

自分では住まずに、人に貸すために物件購入するパターン。ローン返済の一部を家賃収入で補います。

これなら負債だけではなく収益もあるじゃんと思い、とりあえずセミナーに参加してみました。

 

①種類

・新築マンション

設備には15年間減価償却費が乗るそう。(中古でも同じ。)これは節税効果につながります。ただ、収益率は低い。

・中古マンション

安く買って高く貸すことができれば、高い利益率を狙える。しかし住居用同様、前のオーナーがなぜ売るのかが重要。残している負債がある場合もある。

・アパート1棟

いわゆる大家さん業。やるつもりないので割愛。

 

②集金方法

・集金代行契約

手数料は低い。空室になった場合、自分で賃料分も払わなくてはいけない。

 

・サブリース契約

毎月管理会社が保証してくれる。手数料はもちろん高い。

 

③メリット

・節税

所得税、住民税が控除される。

・保険効果

これは住居用のローンと同じ。死んだらローンは保険会社が肩代わりしてくれる。

・年金対策

老後も家賃収入が続く。かつ固定資産が手に入る。

・ローリスクローリターンな資産運用(中古マンションはミドルリスクミドルリターン、アパート1棟はハイリスクハイリターンとのこと。)

 

 

○まとめ

仕組みだけ聞くと、住居用・投資用のどちらでもやってやれないことはなさそう。

ただし検討すべきことは多く、管理費、ローンの金利、手数料等、また現実的なローン返済のプランや働き方、家族のことも考えなければならず、もっとたくさん情報を得ようと思いました。

 

 

◎FP相談の感想(2019/12/21追記)

 

先述のセミナーの後、FP相談どうですか?と提案され、断れず、受けてみることにしました。

学生の頃、FPを通して紹介されたうさん臭いセミナーを受けてから、FP自体にあまり良いイメージを持っていませんでした。ただ、社会人になった今なら違った見方ができるかな?と期待して行ってみました。

 

○結果

 

ドア開けて、そこにいたのはプルデンシャルのお兄さんでした〜!気をつけないとダメよと色んな人に言われていて、やばい気を抜いた、営業かけられる…と最初はビビリ上がりました。最終的には貯金頑張ってねと言われて終わりました。拍子抜け。(私の相談内容が、彼が扱ってる商品と合わなかったら様子)

 

聞いた内容メモ。

社債の話

国債券は手数料が高く、かつロットが大きく100万円以上の場合がほとんどだそう。反対に国内債券は手数料無料。ただし新規の人気が高いもの(例えばソフトバンク)の場合、抽選になる等買うのが大変。5年間で1%の商品を買えば、毎年1%が振り込まれて、満期の5年で元本が返ってくる。また、人気があるほど利率が低い。トヨタは0.1%以下。ちょっとありかなと思った。

 

・保険の話

保険会社は運用益や利率を契約資料に明記する義務がない。これは今後変わる可能性があるそう。

 

・その他雑談

平均的に35歳で1000万円くらいは貯めてるそう(今日話したお兄さんの体感)。じゃあ年間100万円貯めたらいけるね〜よかったね〜、となりました。あとはやるだけ。

 

FPは平均的な話しかしないから、あんまりよくないよという話もされました。自分でちょっと勉強してみようと思います。あとは自分がやっている投資信託の手数料が高いこと、やっぱりNISAが良さそうなことから切り替えも検討しようかなと考え出しました。

 

 

おしまい

 

 

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

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