みたら書く

本や映画の感想を書きます

本『株の学校 超入門』-実際に調べてみたら楽しかった

年末年始休暇のセルフ課題図書3冊目です。

 

知人が先日の投稿を読んでくれて、プレゼントしてくれた本です。読んだら内容教えてね!と言われちゃったので、説明できるくらいしっかり理解しなきゃいけない(自信はない)。

 

 

きっかけの投稿はこちら。

 

 

◎年末年始の課題図書◎

①12/30

『僕は君たちに武器を配りたい(エッセンシャル版)』

 

②12/31-1/2

『ストーリーとしての競争戦略』

 

③1/3-1/4

『株の学校 超入門』

スケジュール後ろ倒しになっちゃったけど、休暇中に読めたのでよし。

 

④1/5-

『マチネの終わりに』

 

○内容

 

 

≪まずは基本のキから≫

 

投資とトレードの違いは?

→資金を10〜20年で倍にしたいなら投資。1〜2年で倍以上に増やしたいならトレード。私は投資に興味があるので、以下トレードの内容は割愛します。

 

円安・円高と、日本株の関係?

→円安時は輸出企業、円高時は輸入企業が儲かる=株が買われやすい。

 

IPO株はどう?

→上場前に証券会社を通して買うことができる。多くの場合は人気なので抽選となる。乱高下するのでトレード向け。また「上場ゴール」となる場合もある。

 

配当金と株式優待の仕組みは?

→年に1〜4回、年で1〜2%程度の配当を出す企業が多いよう。株主優待も同じタイミング。もちろん配当した分株価は下がる=配当落ち。

 

税金と手数料?

→配当を含めた利益に20%程度課税される。売買手数料は定額制のものと、売り・買いのタイミングごとで支払うものがある。手数料自体はネット証券(特にネット専門)が安い傾向。信用取引の場合は借りた額に対する金利がかかる。

 

NISAのメリット・デメリット

→メリット:年120万円までなら非課税。デメリット:損失を持ち越せない(通常確定申告すれば3年持ち越せる)。つまり、長期保有で利益が出た場合に有利。

 

ETFREITってなに?

投資信託。証券会社が分散投資してくれるので、比較的株に詳しくなくてもできる。長期保有向き。ただし保有しているだけで、毎日証券会社に手数料を払うことになる。ETFは上場投資信託=株のようにいつでも売買できるし、手数料が投資信託と比べて割安。REITはは不動産投資信託、これも株のようにいつでも売買できる。

 

源泉徴収と確定申告

→とりあえず少額から始めるサラリーマンは「源泉徴収無しの特定口座」を開こう(利益が20万までは非課税なので、確定申告が不要)。ただし住宅ローン控除等のために確定申告をしたりする場合は、利益額に関わらず申請が必要。損失が出た場合は、確定申告するべき(3年間損失を持ち越せる=翌年の利益から課税対象額を減らせるから)。

 

 

≪具体的にどうするか≫

 

・財務諸表を読み解こう。利益が伸びているか割安かといったことを、以下のような指標から判断する。

例:EPS(一株あたりの純利益)は3期連続伸びているか?→財務状態がわかる。

PBR(株価純資本倍率。株価÷一株あたりの純資産)は0.7以下か?→実情に対する評価が低ければ、割安ということ。ただしバリュートラップという、割安な状態がそのまま続く場合もあるので注意(つまり不人気株)。

PER(株価収益率。株価÷一株あたりの純利益)が10〜40倍か?→成長株と考えられる。50倍を超えると、成長することを見越して株が買われている=織り込み済みの可能性が大きい。

 

・塩漬けNG。資金を守るために、資金に対して何%下落したら売るかを決めておく(ロスカット)。何%上昇したら利益確定か決めておく。また、不祥事の時は即売ること!

 

・リスク分散しよう。時間分散と銘柄分散がある。時間分散の例としてドルコスト平均法等がある。

 

 

○感想

 

超入門の名の通り、簡単で分かりやすかったです。

 

まずは自分の会社の株を見てみました(いままでなにも理解せずに持ち株やってたの、冷静になるとやばい)。あんまり丸出しにすると良くない気がするので、ちょこちょこ誤魔化しつつ。

 

まずEPSの推移は、2016年〜2018年で100→125→150。おお3期連続で上がってる。

 

PBRの推移は、2年間で2.0倍→1.1倍→1.5倍。下がって上がってしてました。常に割高?そしてこの上下は大丈夫なのかな?

 

PERは30倍→20倍→15倍。成長株が落ち着いてきたってこと?

 

…この本の情報だけでは、全然判断できないことがわかりました。そりゃ超入門なので全然構わない。むしろもっと見方を覚える必要があることがわかり、楽しくなってきました。

 

また、一社の株しか持っていないというのはリスクになるということなので、今持っている株の一部を売って、他社に投資してみたいとも思いました。今年の抱負に株を買うを追加します。

 

 

そして自分の勤め先だけだとつまらないので、身近な会社かつ自分の勤め先とは無関係の企業を見てみました。友人の勤め先です。

 

EPSの推移は、2016年〜2018年で260→263→295。3期連続で少しずつ上がってる。PBRは6倍、PERは40倍。成長期待がめちゃ高いけど、織り込み済みで割高ということ?

 

やっぱりなんにもわかんない〜!ということで、次の本をポチ。

 

 

勉強して夏までには1銘柄買いたいな。その前に貯金なのかもしれない、という不安もあるけど。

 

 

おしまい

 

株の学校 超入門(CD-ROM付)

株の学校 超入門(CD-ROM付)

  • 作者:窪田 剛
  • 出版社/メーカー: 高橋書店
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

 

本『ストーリーとしての競争戦略-優れた戦略の条件』-戦略的なキャリア

年末年始休暇のセルフ課題図書2冊目です。

面白かった!最初は重めかと思ったけれど、読み進めるうちにどんどんのめり込んでしまいました。たくさんの企業のストーリーが載っています。

 

 

◎年末年始の課題図書◎

①12/30

『僕は君たちに武器を配りたい(エッセンシャル版)』

 

②12/31-1/2

『ストーリーとしての競争戦略』

本当は昨日までと決めていたのに、期限守れなかった…。

 

③1/3-1/4

『株の学校 超入門』

 

④1/5-

『マチネの終わりに』

 

○内容

 

ボリューミーだったので、目次だけメモ。

あとは興味を持てたところだけ深掘りしています。

 

〈目次〉

1.戦略は「ストーリー」

2.競争戦略の基本論理

3.静止画から動画へ

4.始まりはコンセプト

5.「キラーパス」を組み込む

6.戦略ストーリーを読解する

7.戦略ストーリーの「骨法一〇カ条」

 

〈メモ〉

・競争戦略の階層

差別化が難しい順に並べると、

①外部の追い風:競合にも平等に吹く。

②業界の競争構造:そもそも儲けやすい業界か?

この①②は自力で変えることが難しい。

③OCとSP:下記参照。これ以下が競争戦略と呼べる。

④戦略ストーリー:個別の要素を絡め、マネをしづらくする戦略のキモ。

⑤クリティカル・コア:あるストーリー上でないければ「一見して非合理」に見えるキラーパス

 

SP=strategic positioning.ポジショニングの戦略。トップダウン・分業・欧米的。何を捨てるか、何を得たいか。

OP=organizational capability.組織能力に注目した戦略。ボトムアップ・統括・日本的。時間依存的で暗黙性がある。

 

 

・ストーリーの大切さ

他社が自らの戦略を真似してきても、その動機まで理解し真似することはないので、競争戦略上優位に立てる。動機のない戦略とは、目的のない仕事と同じ。

さらにストーリーを考える前に決める「コンセプト」は非常に重い、だからこそ突き詰めなければいけない。誰がなぜ買うのか、顧客側のストーリーまで考える。ただしコンセプトを決める際に、営業やユーザーの声を聞いてしまうと、目の前の今、顧客が想像できる延長のものしか掴めない。結局は自分の中にある。

息の長いストーリー(10〜20年)を目指すのであれば、顧客の本性を捉えることが大切。市場も技術も変化し続けるから、一貫しているものを掴まなければ潰れてしまう。外部環境はストーリーにとっては単なる構成要素の一つである。外的機会よりも、自社の目指すところを明確にすること。流行りモノはツールとして取り入れること。既存のオペレーションとのフィットではなく、あくまでもストーリーにフィットするものを採用する。

 

 

 

・クリティカル・コア

全体にとって合理的であり、局所的に見ると非合理な戦略が取れると、他者に真似されない、追随されない。賢者の盲点をつこう。先見の明ではない。今そこにある価値を捉える。「自らのストーリーにとっては合理的」の状態に価値がある。ただし当人にとっても論理的な確信が持てなければ、勇気がなければ挑戦できない。

 

 

・その他

情報をインプットするほど常識が強化され、本当は非合理な常識を、合理的なものと勘違いしたままになってしまう。まずは自分の頭で考え、自分の言葉でストーリーを書いてみよう。戦略語りが面白いリーダーがいい。

 

 

 

○感想

 

年末年始課題図書①『僕は君たちに武器を配りたい』に出てきた、「差異化が重要であり、そのキモはストーリー性にある」という話と重なっていました。複数の本で情報を得ようとすると、理解が深くなってよい。

 

本書は企業の競争戦略について書いてあるのですが、個人にも転用できる技術が多くありました。自分自身をブランディングするなんていいますが、これは戦略的にやらなきゃいけない。自分の戦う土俵を、競合がどこにいるのかを把握しておく必要があり、これがSPの戦略ですね。きっと私の身近な人の多くは、これを就活の時にしているはず。ただし自分で100%環境を選べることは少ないので(いわゆる配属ガチャ)、最終的には決められたところでどう戦っていくかを考えなければならず、そこからはOCの戦略となっていくと言えます。

 

私はたまたま自分が戦いたいと思う場所に立てました。しかしそこでうまく伸びきれていません。同じような経験をしていても、そこから学べるものは人それぞれの姿勢によるもの。私の姿勢はちょっと緩かったなと反省しています。手先で誤魔化せていたら良い方で、人に頼ってやり過ごしています。

今回の本とリンクさせると、この緩くなっている状況というのは、どういう方向に進みたいか、そこへどうやって進んでいくかというストーリーが決まっていないからではないかと思いました。(本の中では目的はなく目標だけある組織は潰れる、と書かれていました。)

人生の目的というと難しすぎてめまいがしますが、せめてキャリア形成する上での目的を考えておく方がいいに決まっています。取りに行く情報の取捨選択できるようになるし、長期的に言語化できないオリジナルのスキルが積み上がっていく、ような気がする。学歴や資格みたいな単純なものではなくて。

目的が定まれば、戦略も決めていけるはずです。

 

 

最近勉強しなきゃと焦って本を読み漁っていますが、目的のない今、それは点を増やしているだけと感じています。それらを全部ひっくるめて使えるようにならないと、なんの武器にもならないと思うし、日々取り組んでいる仕事にも役立てることはできません。

流行りのビジネス本を読むことで、それっぽい言葉を並べて「わかってる風」になる気持ち良さで、何もわかっていない現状から目を逸らしていることは自覚しています。

それでもやっぱり、情報を得ようとすることは可能性を広げることになると思うから、私は勉強し続けたい。

キャリア形成の目的や目標が明確でなくとも、むしろやりたいことを明確にするために勉強して視野を広げる必要があると思います。もちろん経験しなければ身につかないことは多い。失敗からしか学べないなんていいますね。ただ漫然と失敗しても、学べるものは少ないのです。これはこちらの記事で書きました。

 

 

自分自身のキャリアについて、この本の競争戦略の考え方を使って深掘りしましたが、本当は自分の勤め先について考えたかったです。経営側ではないけれど、いつかそこに行きたいと思っているので。それはまた明日以降、追記していくことにします。

 

 

とりあえず、おしまい

 

 

 

本『僕は君たちに武器を配りたい(エッセンシャル版)』-投資家目線で人生を考える

年末年始休暇のセルフ課題図書1冊目です。

 

◎年末年始の課題図書◎

 

①12/30

『僕は君たちに武器を配りたい(エッセンシャル版)』

 

②12/31-1/2

『ストーリーとしての競争戦略』

 

③1/3-1/4

『株の学校 超入門』

 

④1/5-

『マチネの終わりに』(これはゆっくり読みたいので、期限は決めません。)

 

達成できるかな〜。

 

 

 

○内容

 

投資家目線を持て。というのが一貫したメッセージでした。

「ブームに乗ると死ぬ」というのが、投資の鉄則です。このルールはお金を動かすことだけでなく、自分自身の身の振り方や、仕事選びでも使えます。

 

以下は抜粋・要約です。

 

①導入

最初の章で、「投資の本といえば、『金持ち父さん貧乏父さん』が思い浮かびますね。」とありました。最近読んだので嬉しい。けれどそれに続けて、「実践した人の話をいまだ聞いてない」とのこと。たしかに。

ビジネス書を読んでも、なにも行動に移さない人がほとんどだとよく言われますが、本当にその通りですよね。特にメンタル・心構え系は読んで満足しておしまい、となる場合がほとんどなので、時間がもったいないし読むのを控えるようにします。

関連:『金持ち父さん貧乏父さん』の感想。

土地を買ったり売ったりするレベルの実践はしていないものの、投資の勉強を始めるキッカケにできたのでよし。

 

 

②自分自身の市場価値

勉強すればいいと安易に考えないこと。不安解消マーケティングのカモになっているだけかもしれません。

 

③資本主義を理解する

資本主義は「略奪」「交易」「生産性革命」とモデルチェンジしてきました。そしてこれからの時代は「差異」へ変わっていきます。

 

まず「略奪」とは、奴隷を連れてきて必要なところに売る等のビジネス。

次に「交易」とは、ある地域で大量に手に入るものを、それがない場所は売るビジネス。

「生産性革命」とは、技術革新が進み、どこでもなんでも安く作られ、売られるビジネス。

そして「差異」。売る商品そのものでは差異を作りにくくなっているため、それに付随させるストーリーにより新たな価値を持たせるというビジネスです。例えばユニクロの商品は超コモディティですが、ブランドイメージを「合理的で効率的」として差異化することで会社を発展させました。

 

 

④自分自身の市場価値(続き)

全産業がコモディティ化し、高学歴や専門資格を持っていることの価値は落ちています。ではどうすればよいか?スペシャリティになりましょう。ただの「専門家」はスペシャリティではありません。

 

資本主義の中で、コモディティ化せず主体的に稼ぐ近道は、以下のタイプになることです。もちろん1人で複数の要素を持つことが理想です。

 

⑴マーケター。商品に付加価値をつけ、市場に合わせて売る。

⑵イノベーター。新しい仕組みを作る。

⑶リーダー。起業家、マネージャー。

⑷インベスター。投資家。

 

今までは稼げたけれど、今後潰れるタイプ。

・トレーダー。商品を運んで売る。商社や代理店。

・エキスパート。専門性の高い仕事をする。

 

それぞれの詳細は以下の通り。

 

⑴マーケター

マーケティングではブランドの地位を固めるために信者を集めます。その信者の中で思考停止している人は、どんどんお金をつぎ込んでくれます。

この手法は昔から金融業界で使われています。ホールセール(機関投資家・企業相手の大口取引)がうまくいかなくなった会社はリテールに進出するそう。個人向け商品というのは、プロが買わないような商品ということ。そんな商品に対して、思考停止しお金を使うというのはすべきではありません。この辺りを意識して金融商品を選べるようになると良い。

 

⑵イノベーター

仮想敵を作って新たな仕事を作るのが良い。例えば自分が所属する会社が弱っていると思うなら、むしろ知り尽くしましょう。そしてそこを出て、古巣を仮想敵として、そこを潰すほどの会社を起こせば良いのです。

 

⑶リーダー

ゴロツキを統率することができるか?

自分ができないならば、そのサポーターになりましょう。

 

⑷インベスター(投資家)

投機はゼロサム、損する人がどこかにいます。

投資はうまくいけばみんな得するものです。

そして株式会社というのは株主のもの、つまり資本家のものです。我々は資本家になるか資本家の下で働くかのどちらかしか選べません。

 

また、住宅ローンは数千万の借金をするというハイリスクな選択です。これも思考停止して安易に組むべきではありません。さらに投資家的な観点からすると、一生サラリーマンというのも同じくらいハイリスクな選択となります。自分で決定権がなく、いつ破綻するかわからないからです。

 

⑤サラリーマンの場合どうしたらよいか

これからサラリーマンとして働いていくならば、業績連動型のポジションを得ることが、投資家的に生きることと言えます。「この会社は伸びる」と見込んでも、固定給ではリスクをとる意味がありません。

私自身はボーナスが少しだけ業績に連動するという状態ですが、ほとんどは時間給です。それでは思考停止しやすくなるのも当然、かも。(もちろんこれは甘えです。)

 

 

○感想

 

企業名を出して、具体的なエピソードを多く盛り込んだ本だったので、読みやすかったです。

 

最近は労働階級から抜け出したいな、資本家・投資家になりたいなとぼんやり妄想しています。現実的にどうしたらなれるのか、本当になれるのか?全然わからないので今はとにかく情報を集めています。何も知らないと目指すことすらできないので…。

サラリーマンをしている自分は、まずは自分の勤め先のことを理解できるといいのではないかと考えました。労働者から一足飛びに資本家・投資家にはなれません。その間には経営者がいると考えると、そこを理解することで上位にいる株主(=投資家)を理解することに繋げられる、段階的な理解ができるかもしれないと思いました。

また、自社のことであれば具体的に考えやすいし、自分ごととして捉えやすい。そして管理職という「経営側の立場」の人から、直接話を聞くこともできます。幸い聞けば教えてくれる人がいるし、管理職ともなれば私が知りたいレベルのことはわかっている(人が多いと信じたい)ため、話が早いのです。自分一人で本を読んだり考えたりしているだけでは、現実味のない理屈しかわからない気がします。

そして半期に一度、管理職から業績について説明があります。その内容を未だ理解しできていません。しかしその説明のタイミングは、私が知りたいと思っていることについて、堂々と聞けるチャンスなのだと気付きました。今までぼんやり聞いちゃってた。

自分の会社のことであり、理屈ではなくリアルに起こっていることであり、半期に一度というモチベーションを保つにはちょうど良い間隔で、株式会社の経営状況を聞ける。これは経営者、ひいては投資家目線を手に入れるための一つの手段として活かすほかありません。

まずは直近の年度末、業績説明の資料を読みこむこと、そして必ずわからないことがあるはずなので、管理職に直接聞くことを課題にしてみます。

 

 

 

また、会社の中で新しいことをやる場所に行きたいなと思いました。長くやっている仕事にも当然価値があります。しかしそれはもう世に出て、自分たちだけの技術ではありません。つまりコモディティ化が進んでいるということ。それを生業にしていくのは不安だし、これからを作れる仕事をしたいなと思いました。

 

 

それから不安解消マーケティングのカモはまさに自分のことで、目的を持って勉強しようと反省しました。

なにかやらなきゃという焦りや不安、現状への不満を解消する策として、なんとなく手当たり次第に本を読んでいる最近です。ブームになっている本を読むことが多く、完全に思考停止している。自分が欲しい情報は何か、目的を考えてから本を選ぼうと思います。「みんなが読んでいる本」でも、私にとっては価値がありません。自分のために本を読み、自分自身の行動に繋げるのが理想です。キーワードは自分ごと化。これは知人の言葉を真似しました。

 

 

○おまけ

『40代、50代の役職者が大量にいる会社は危険だ。』と書いてありました。あれ〜弊社じゃん〜。

 

 

おしまい

 

 

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

 

 

 

本『5Gビジネス』-技術革新最高

流行りを掴むのはめちゃめちゃ苦手、だからこそまじめに取り組まねば…ということで5G勉強しました。

 

今回はほぼメモ。ボリューミーになった。

 

 

○要約

 

1.移動通信システムの歴史

 

1979年から10年スパンで進化した。

1G.音声通話。ラジオのように音声を電波に乗る信号に変換し伝送。

2G.メールやウェブ。データをデジタルデータに変換して電波に乗せた。写メやiモード。(懐かしい)

3G.プラットフォームとサービス。ここでiPhone 3Gが登場。ブラウザや動画。

4G.大容量コンテンツ。動画配信やモバイルゲーム。

5G.①高周波数でも減衰させない技術ができて高速大容量通信が可能に。eMBB。

②コアネットワークを通さないエッジコンピューティングにより低遅延。C/U分離によりネットワークスライシングが容易になる。(C.制御系通信。Uデータ伝送系通信。)URLLC。

③グラントフリー(事前許可なし)方式により同時多数接続が可能。mMTC。

 

国際競争は割愛。日本は2020年春。まぁ普通。NTTドコモKDDIソフトバンク楽天の4社(MNO.移動体通信事業者)。パートナーシップやエコシステム構築が進みつつある。通信×○○の範囲が広い。

 

 

2.生活はどう変わるのか

 

通信料金と端末代金の分離義務化。これにより低価格5Gスマホが売れるかも。

通信するものが爆発的に増え、エンタメサービスが増える。「マルチアングル動画配信(リアルタイム、ライブやスポーツ会場)」「クラウドゲーミング」「折りたたみ型スマホ

 

例は色々。

「繋がるクルマ」通信端末が社会に散りばめられる形になり、自分の持ち物だけで完結しなくてよくなる。(例えば角を曲がるときに、相手の車が危ないと感知すれば、その情報が自分に飛んでくる。渋滞時一番前の車の前方を見られる。等。)リスク評価精度が高くなる、事故発生時の対応が早くなる等。

「遠隔診療」緊急医療車両への業務支援に有効。(これもコネクテッドカー。)難しい手術も遠隔でできるようになるが、致命的なものは患者が受容しない可能性がある。手術室内であれば内視鏡+ロボット鉗子、2014年より実績あり。5Gでレベルアップ。

「介護アシスト」パワースーツ等。トヨタパナソニックNTTドコモにより試験・商品化済み。

「タッチレスゲート」搭乗情報が入ったスマホを持っていれば、タッチしなくてもよくなる。Amazon GoやJAL×KDDI

「超スマートシティ 」地方公共団体と通信事業者はパートナーシップを結んでいる。

 

パーソナルデバイスがなくなる?見ている端末+5G接続AIで済む。かも。

 

 

3.ビジネスの変化

 

全方面へ影響あるが、エネルギー、ユーティリティ、工場、安全、交通に着目。

 

以下2つの活用が期待される。

「無線通信」有線よりコストダウン、設置が楽。

「5G」種類が多様。今後価格が下がる可能性あり。

※キーワード※

LPWA.low power wide area

セルラーLPWA.免許が必要な周波数帯。高品質。(LTE-M.移動、通信量大、プログラム更新がこまめなもの向け。NB-IoT.移動せず安かしたいもの向け。)  

セルラーLPWA.免許不要。アメリカLoRaWAN(セムテックやIBMが設立、日本ではセンスウェイが採用)、フランスSIGFOX(日本では京セラが独占)が主要。そのほかにスマートメーター向けWi-SUN、端末同士が通信するZETA、ソニーの高速移動向けELTRES等。

※キーワード終わり※

 

具体例が激アツ。いろんな企業がいろんなことしてる。

コマツ×NTTドコモは建設機遠隔操作をブラッシュアップ。大林組大成建設も。東芝は故障予防型エレベータでリカーリング(循環型)ビジネス。セコムは東京マラソンでカメラ監視、AI技術を試してる。NTTドコモはラスベガスでカメラ,センサー,AIで都市全体管理実証中。福岡市で西鉄×トヨタがmy route開始。MaaS(mobility as a service)の良い事例、知らなかった。

 

B2B2X.通信事業者↔︎他産業事業者↔︎消費者等。通信事業者と消費者間にも、データとインセンティブのやりとりがでる。通信事業者が他産業事業者の事業開発促進をするし、マーケティングプラットフォーマーとなる。

 

4.リスク

 

・高すぎる期待.いきなり全範囲では適用されない。

・プライバシー侵害.EUが先進的。情報銀行電通グループMEYが参入。

・スコアリング.これ怖いやつ。アリババグループアント・フィナンシャルは「芝麻信用」スコアリングサービスを提供。

・デジタル格差

 

 

5.さぁどうする

 

技術が変わることよりも、ビジネスモデルが変わることが大きい。

基本のアーキテクチャはセンサー→クラウド(or エッジ)→アクチュエータ。

XaaS型サブスクリプションは今後の標準的なサービス提供方法になる。

 

○キーワード

デジタルトランスフォーメーション.情報技術と現実が繋がる

BYTON.中国新興EV。スマホのようなクルマを作っている。

パーソナルモビリティ.電動車イス

ボッシュ.ドイツ自動車部品メーカー

ウーレドゥー.カタールの通信事業者

ベライゾン/AT&T.アメリカNO.1/2キャリア

SKテレコム/KT/LGU+.韓国三大キャリア

Moto Mods.既存スマホに後付けで5G利用可能に

ノキア/エリクソン/テリアカンパニー.フィンランド/スウェーデンの通信機器メーカー/キャリア

NSA.ノンスタンドアロン。4G活用で5G仕様に拡大。C/UのUだけ5G。↔︎SA.全部5G。

シャオミ.中国スマホ端末メーカー

フラッグシップ.そのブランドの最高品

ネットワーク中立性.データの内容によって差別化してはいけない。例えばネトフリパック!と言ってもそれ以外に通信していい。

XR.VRやARの総称。

ファームウェア.制御用ソフトウェア

MONETテクノロジーズ.ソフトバンクトヨタ合弁会社

オプトアウト.本人の同意を得ず扱える特例情報

 

 

○感想

 

全然わからんままだけど、とりあえずキーワードだけはなんとなく抑えたつもり。今後アンテナ張って、ニュースで情報拾うようにします。

 

おしまい

 

 

5Gビジネス (日経文庫)

5Gビジネス (日経文庫)

 

 

 

映画『誰も知らない』-大人の責任

つくづく、子供は無力で、無責任な大人の被害者なのだと感じて悲しくなりました。

 

○あらすじ

 

仲の良い家族5人がアパートに引っ越してきます。母親と、父親の違う4人の子供たち。お金は無いながらも、楽しく明るい生活が始まります。しかし実は、子供たちは学校へ通っておらず、ご近所さんや大家さんには長男以外の子供の存在は明かしていませんでした。

生活が落ち着いて来ると、次第に母親はあまり帰ってこなくなります。お金が足りなくなり、長男が父親たちへ無心しに行きますが、皆ほとんど力になりません。

そしてある日、数万円とメモを残して、母親は完全にいなくなり、子供たち4人だけの生活が始まります。

 

1988年の、巣鴨子供置き去り事件をもとにした映画です。

 

 

○感想

 

学校に行っていないのに、役所の指摘が入らないのはなんでだろうか?と思っていたのですが、そもそも世の中に「知られていない」子供達なんですね。無戸籍児童というらしい。

この問題は未だ残っていて、ある資料を見ると、平成29年度で719人の無戸籍者がいました。そして想像ですが、この統計に乗っていない人数もたくさんいるのではないかと思われます。

参考(資料5に記載あり)

http://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/boryoku/siryo/pdf/bo90-5.pdf

 

子供を産めば、自然と親になれるわけではありません。また、映画では母親は子供達を可愛がっている時もありましたが、それだけでは親の責任を果たしたとは言えません。ではどうしたら親として満足に子供を育てていると言えるのか。

最低限、ネグレクトを含む虐待を行わないこと。児童虐待のニュースはずっと目にしますが、いつも心が痛みます。虐待のリスク要因は明らかになっているようですが、あくまでも可能性の話であり予防が難しいことがわかります。

参考

 

そして当然産む権利を奪うことはできません。 参考

 

子供たちがどんな親の元に生まれても、最低限の生活ができるような、教育が受けられるような仕組みを作るのが大人の役目なんですよね。そして育てられなくなった親を支援することも必要なのだと思います。自分だって追い込まれるとどうなるかわからないのだから、自己責任だと他人を切り捨ててはいけない。…とは思うもののどうしたらいいのかわかりません。身近な友達が追い詰められてたら、声かけるくらいしか、いやそれも満足にできないかもしれない。

 

この映画を観ることが、自分で調べて実情を知りたいと思うきっかけになってよかったです。

 

おしまい

 

 

誰も知らない

誰も知らない

  • 発売日: 2016/05/01
  • メディア: Prime Video
 

 

 

関連:

子供を虐待することの一因として、愛着障害の可能性もあるという話。

 

 

映画『ペンタゴン・ペーパーズ』-自分の意思を持てるように

映画『JFK』に続けて観ました。

登場人物たちの愛国心や社長の逞しさ、誇り高くあれという姿勢がかっこいい。

 

◯あらすじ

 

ベトナム戦争が泥沼化していた1971年、新聞社が国防省の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を手にいれ、民衆へ事実を明らかにします。

先にニューヨーク・タイムズが記事を掲載しますが、政府から差し止め要求を受けてしまいます。ライバル紙であるワシントン・ポストも、なんとか文書を手に入れますが、上場したてのタイミングであり、投資家から反感を買うような記事を掲載することを役員たちは渋ります。

女社長のキャサリンは、会社の存続に関わる大きな選択を迫られます。

 

◯感想

 

なんでこんなに、皆当事者意識が強いんでしょうか。誇り高くてすてき。

自分の国を信じること。国に裏切られたら立ち向かい、声を上げること。登場人物は皆それぞれが行動しなければならないという自覚を持っています。

私は国について、政治について向き合って考えたことがありません。そうせずに済んでいることは、この国が平和であるということで、幸せなのだと思います。

しかし本当にそうなのでしょうか。

見て見ぬ振りをしているだけ、ぼんやりして気付かずにいるだけなのかもしれない。

そもそも政治のことも、世の中のこともよくわかっていないので、中学公民を勉強し直そうと思っています。恥ずかしいけれど、知ったかぶりする恥ずかしさの方が勝つので…。

 

それから主演のメリル・ストリープが素敵。プラダを着た悪魔の印象が強く、かっこいい強い女性のイメージだったのですが、今回は真逆。新聞社の社長を演じます。映画前半では、なんとなく頼りなさげなキャラクター。

昔は専業主婦をしていて働いたこともなかった彼女なのですが、今は前社長である夫の死により、新聞社の経営権を引き継いでいます。人前で強く発言できず、どもりながら話したり、役員に代弁してもらったりとあまり社長らしくない。

そんな彼女が政府の最高機密を自社の記事にするかどうか、決断を迫られます。同業であるニューヨーク・タイムズは、政府から掲載差し止めを受けています。差し止めされた記事と同様の、かつもっと政府の弱みが暴露される記事を掲載するということは、会社が政府から潰される可能性があるほどのインパクトがあります。また上場したてで、投資家たちが離れていく可能性があります。

役員は止めろという、けれど記者は掲載しろという。彼女の友人に政治家がいて、記事を乗せることはその友人を追い詰めることになる。しかし政府から報道の自由を奪われて、泣き寝入りしていては、新聞社としての誇りを失う。

葛藤しながら決意を固めていく彼女はとても素敵でした。

 

おしまい。

 

 

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(吹替版)

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(吹替版)

  • 発売日: 2018/08/22
  • メディア: Prime Video
 

 

 

関連:映画『JFK

本『金持ち父さん貧乏父さん』-お金を稼ぐ?増やす?

 

名著。今更ながら読んでみました。

とにかく行動せよとのことだったので、読んですぐにマンション購入のセミナーを予約しました。

(2019/12/1 セミナーに行った感想を追記しました。)

(2019/12/21 FP相談の結果を追記しました。)

 

◯内容メモ

 

①資産を増やし、その資産で収入を得よう。

例えば不動産。不景気の時に買って、人に貸している間に値上がりしたら、売って得をしよう。その時頭金は数十万円で良い。先に買いたい人を見つけてから、買うものがないかを探すのもあり。

ただし資産と負債を混同しないこと。例えば持ち家は負債。(住宅ローンの返済=負債。貸すわけではないから収入もない。)

 

②チャレンジするならとにかく早く!

若いうちなら失敗しても痛手が少ない。

 

③傲慢であることは無知になるということ。

新しい考えが自分の考えと合わない時に、どうにか否定して論破しようとするなんて傲慢。自分が話すよりも、聞き吸収することが大切。その分視野が広がり持てる機会が増える。

とにかく学ぶ。自分を追い詰めて学ぶこと。

 

④会社を作ろう。

サラリーマンだと手に入る前に税金が引かれるけれど、会社は経費を抜いた後に課税される。

 

⑤ブローカーや法律家、税理士等プロを使おう。

会計力、投資力、市場理解、法律理解が大事だが、自分だけではもちろんできない。自分より賢い人たちを組織しよう。

 

⑥誰のために働く?

収入はオーナーのため、支出は政府のため(税金)、負債は銀行のため(ローン)。それで良いのか?

 

⑦恐怖心、臆病風、怠け心、悪い習慣、傲慢さを乗り越えよう。

欲張りはいいことだ。

 

○感想

 

やっぱり不動産投資か〜!となりました。

やるしかないのか…怖すぎる…なぜなら無知だから…じゃあ学ぶしかないのでは…

ということで、とりあえず会計力をつける目的で簿記の勉強中は継続しつつ、不動産のことも勉強してみます。とりあえず突っ込め!やりながら考えろ!って人もいるかもしれませんが、そんな勇気はないので無し。

そもそも自分の支出や貯金、税金いくら払ってるかも確認しとこう。

 

もちろん並行して、日銭を稼ぐためにサラリーマンがんばります。

 

本の感想はおしまい

 

関連:

 

 

セミナーの感想(2019/12/1追記)

 

休日に、居住用マンションの購入と、投資用マンション購入のセミナーに行ってみました。

それぞれ個別、少人数だったのでゆっくりしっかり話せました。

 

 

○居住用マンションセミナーの感想

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、持ち家は負債と書かれていました。なぜなら住宅ローンを組み、それを毎月返さなければいけないから。

学生の頃から、一軒家を持ちたいという夢があります。それが負債だと言われてしまうと悲しい。

それでもやりたいなと思うので、じゃあどうしたら一番負担が小さいのかをセミナーで聞いてみました。

 

①ローンは早めに完済する

これは単純。

長く借りるとその分年利がかかってくるので、35年ローンでもボーナス等で繰り上げて返していきましょうという話。

 

②買った家を10〜12年以内に売る

新築マンションの場合、10〜12年は価格が下がりにくいそう。目安として5000万円の物件であれば、

 

購入時5000万円

10年後売却時5000万円

20年後売却時4000万円

30年後売却時3000万円

 

(東京の家って本当に高くて驚きました。)

 

10年後、購入額と同額で売れる=10年間実質タダで住めるというわけではありません。もちろん仲介料等初期費用から維持管理費、ローンの金利等々かかってきます。

それでも、住んでる期間の実質の費用が賃貸に住んだ場合より安くなることを狙うと良いかもしれません。

 

現実的にも勤務地や家族の状況が変わって引っ越したくなるタイミングが10年後くらいかなと思いました。

 

※貸すパターンもあるそうですが、今回は混乱しそうだったので割愛しました。

 

③中古/新築の違い

 

中古の方が買うのが大変そうでした。

新築では仲介業者さんが周辺の環境まで案内してくれる等手厚いサポートがあるそう。

中古では仲介業者さんとオーナーさんと、さっと部屋を見て決めるという感じ。まだ人が住んでいる場合はその方も同席。

 

中古って、そもそも売りに出している理由を考えなければいけません。意外と住むのに不便だった?転勤で住めなくなった?なにか周辺地域・住民トラブルがある?自分で見極めなければならず、ハードルが高そうな印象を受けました。

また、築年数が高くなると建築基準法が改定される前の物件もあり、そのリスクも考慮する必要があります。

 

難しそうですが、やはり費用は低く魅力的でした。

 

 

○投資用マンションセミナーの感想

 

自分では住まずに、人に貸すために物件購入するパターン。ローン返済の一部を家賃収入で補います。

これなら負債だけではなく収益もあるじゃんと思い、とりあえずセミナーに参加してみました。

 

①種類

・新築マンション

設備には15年間減価償却費が乗るそう。(中古でも同じ。)これは節税効果につながります。ただ、収益率は低い。

・中古マンション

安く買って高く貸すことができれば、高い利益率を狙える。しかし住居用同様、前のオーナーがなぜ売るのかが重要。残している負債がある場合もある。

・アパート1棟

いわゆる大家さん業。やるつもりないので割愛。

 

②集金方法

・集金代行契約

手数料は低い。空室になった場合、自分で賃料分も払わなくてはいけない。

 

・サブリース契約

毎月管理会社が保証してくれる。手数料はもちろん高い。

 

③メリット

・節税

所得税、住民税が控除される。

・保険効果

これは住居用のローンと同じ。死んだらローンは保険会社が肩代わりしてくれる。

・年金対策

老後も家賃収入が続く。かつ固定資産が手に入る。

・ローリスクローリターンな資産運用(中古マンションはミドルリスクミドルリターン、アパート1棟はハイリスクハイリターンとのこと。)

 

 

○まとめ

仕組みだけ聞くと、住居用・投資用のどちらでもやってやれないことはなさそう。

ただし検討すべきことは多く、管理費、ローンの金利、手数料等、また現実的なローン返済のプランや働き方、家族のことも考えなければならず、もっとたくさん情報を得ようと思いました。

 

 

◎FP相談の感想(2019/12/21追記)

 

先述のセミナーの後、FP相談どうですか?と提案され、断れず、受けてみることにしました。

学生の頃、FPを通して紹介されたうさん臭いセミナーを受けてから、FP自体にあまり良いイメージを持っていませんでした。ただ、社会人になった今なら違った見方ができるかな?と期待して行ってみました。

 

○結果

 

ドア開けて、そこにいたのはプルデンシャルのお兄さんでした〜!気をつけないとダメよと色んな人に言われていて、やばい気を抜いた、営業かけられる…と最初はビビリ上がりました。最終的には貯金頑張ってねと言われて終わりました。拍子抜け。(私の相談内容が、彼が扱ってる商品と合わなかったら様子)

 

聞いた内容メモ。

社債の話

国債券は手数料が高く、かつロットが大きく100万円以上の場合がほとんどだそう。反対に国内債券は手数料無料。ただし新規の人気が高いもの(例えばソフトバンク)の場合、抽選になる等買うのが大変。5年間で1%の商品を買えば、毎年1%が振り込まれて、満期の5年で元本が返ってくる。また、人気があるほど利率が低い。トヨタは0.1%以下。ちょっとありかなと思った。

 

・保険の話

保険会社は運用益や利率を契約資料に明記する義務がない。これは今後変わる可能性があるそう。

 

・その他雑談

平均的に35歳で1000万円くらいは貯めてるそう(今日話したお兄さんの体感)。じゃあ年間100万円貯めたらいけるね〜よかったね〜、となりました。あとはやるだけ。

 

FPは平均的な話しかしないから、あんまりよくないよという話もされました。自分でちょっと勉強してみようと思います。あとは自分がやっている投資信託の手数料が高いこと、やっぱりNISAが良さそうなことから切り替えも検討しようかなと考え出しました。

 

 

おしまい

 

 

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

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